取り敢えず解決できた設定値。
まず、レンダリング設定でアンチエイリアスの設定を追加。
その中で注目したいのは画像右側の一番上から二番目。
「Temporal Sample Count」「5」と入力している部分。
これは何かって言うと、動きのある部分に対してどれだけの精度でレンダリングするか、というもの。
あんまり正確ではないかも知れないが、概念でとらえてほしい。
ここに画像のように「5」と入力すると、感覚としては5フレーム分だけ事前にグルームのシミュレーションを行った上で実際のレンダリングが始まる。
warmUpやprerollと似たような感じ。
下の方に「renderWarmUp100」とか入力してみてるけれど、これはグルームシミュレーションにしては効果をあまり発揮しないようで、代わりにTemporal Sample Countの数を多くすると、この5フレームの事前レンダリング中にシミュレーションを安定させた状態で実際の映像が書き出される。
勿論5じゃ足りなければもっと増やしても良いが、その分レンダリングするフレームが増えるのでレンダリング時間は長くなる。
どうしても直らない場合は、書き出した後、動画編集ソフトで荒ぶっている冒頭をトリミング編集するという選択肢も全然ありだとは思う。
因みにその上の「Spatial Sample Count」は、画質そのものをアップさせるためのもの。
動きとは関係ない静止画のレンダリングをしたいときはこっちの値を増やすと綺麗な画像を書き出せるが、勿論こちらも数を増やせばレンダリング時間が伸びるので、書き出したいものに合わせてどっちの値を優先するかを考えると良いかも知れない。
多分デフォルトでは両方とも「1」で設定されていると思うので、それで書き出して動きや画質に不満があった場合のみ変更すれば良いと思う。